2009年03月13日
伝統農法栽培「焼畑あつみかぶ」を知ろう!
◆伝統農法栽培「焼畑あつみかぶ」を知ろう!
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こんにちは。山形のおっかさんの吉永です(^^)
今日は「焼畑あつみかぶ」とは一体どのようなものなのか、
ぜひ皆さんに知ってもらいたいと思います!!
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焼畑あつみかぶってどんな野菜
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山形県温海(あつみ)地区伝統の農法で栽培した「焼畑あつみかぶ」。
今では後を継ぐ方が減少し、希少野菜のひとつとなっているものです。
「焼畑」とは、読んで字のごとく「畑を焼く」こと。
とても急な斜面に生い茂った草木に火を放ち、
燃えた灰が栄養土となってあつみかぶをおいしく育てます。
「焼畑あつみかぶ」は表面がとっても鮮やかな赤紫色をしています。
しかし中を割ってみると真っ白。
程よい辛みと、カリカリとした食感が特徴の野菜です。
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五十嵐さん夫妻が伝承する希少「焼畑農法」
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真夏の暑く無風の日。山の急斜面を焼くのに適しています。
山の草木を焼くことで病害虫が一掃され、焼けた灰が栄養土となります。
火をつけ燃え終わった後、まだ煙が出ている灰の中に種をまきます。
まばらにならないよう、まんべんなく種をまいていきます。
過疎化や高齢化が進み、今焼畑によるあつみかぶの栽培は、
ほとんど高齢者の方が行っているのです。
山形のおっかさんの契約生産者の五十嵐さん夫妻も、なんと74歳!
とってもお元気なんですよ(^^)
立つのがやっとの急斜面での焼畑作業は、一歩誤れば転げ落ちる、
危険と隣り合わせの重労働。焼畑栽培にこだわり続けている
五十嵐さん夫妻は、そんな伝統農法を長年守り続けています。
「採れたかぶを20kg背負って斜面を降りるのは体にこたえます。
でもこの時が一年で一番楽しみな季節です」
と五十嵐さん夫妻。にこやかな笑顔の中に、
焼畑あつみかぶ職人としての顔が、そこにありました。
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素材の味をそのままに、昔ながらの甘酢漬
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山形のおっかさんでは、希少野菜「焼畑あつみかぶ」が持つ程よい甘さと、
辛味を生かし、昔から食べられている甘酢漬に仕上げました。
醸造酢を入れることで濃紫色(ポリフェノールの一種)のかぶは、
美しいピンク色に染まっていきます。
焼畑独特の素材の旨みを生かした、自然色豊かなお漬物です。
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徳川将軍への献上品
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言い伝えによると、焼畑あつみかぶは江戸時代に
藩主や徳川将軍に献上されていたとのこと。
その頃のあつみかぶの代価はかぶ30個に対して、
なんと米四升と言われていたそうです。
いかに珍重されていたかが分かりますね。
「焼畑あつみかぶ」のこと。
少しでも分かっていただけましたでしょうか?(^^)
長い年月と苦労をかけて、今日まで受け継がれてきた伝統。
私たちはこの伝統を絶やすことなく、次の世代へ継承しなければ
ならないと強く感じたところです。
五十嵐さん。今年もお手伝いさせていただきますね(^ー^)ノ
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こんにちは。山形のおっかさんの吉永です(^^)
今日は「焼畑あつみかぶ」とは一体どのようなものなのか、
ぜひ皆さんに知ってもらいたいと思います!!
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焼畑あつみかぶってどんな野菜
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山形県温海(あつみ)地区伝統の農法で栽培した「焼畑あつみかぶ」。
今では後を継ぐ方が減少し、希少野菜のひとつとなっているものです。
「焼畑」とは、読んで字のごとく「畑を焼く」こと。
とても急な斜面に生い茂った草木に火を放ち、
燃えた灰が栄養土となってあつみかぶをおいしく育てます。
「焼畑あつみかぶ」は表面がとっても鮮やかな赤紫色をしています。
しかし中を割ってみると真っ白。
程よい辛みと、カリカリとした食感が特徴の野菜です。
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五十嵐さん夫妻が伝承する希少「焼畑農法」
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真夏の暑く無風の日。山の急斜面を焼くのに適しています。
山の草木を焼くことで病害虫が一掃され、焼けた灰が栄養土となります。
火をつけ燃え終わった後、まだ煙が出ている灰の中に種をまきます。
まばらにならないよう、まんべんなく種をまいていきます。
過疎化や高齢化が進み、今焼畑によるあつみかぶの栽培は、
ほとんど高齢者の方が行っているのです。
山形のおっかさんの契約生産者の五十嵐さん夫妻も、なんと74歳!
とってもお元気なんですよ(^^)
立つのがやっとの急斜面での焼畑作業は、一歩誤れば転げ落ちる、
危険と隣り合わせの重労働。焼畑栽培にこだわり続けている
五十嵐さん夫妻は、そんな伝統農法を長年守り続けています。
「採れたかぶを20kg背負って斜面を降りるのは体にこたえます。
でもこの時が一年で一番楽しみな季節です」
と五十嵐さん夫妻。にこやかな笑顔の中に、
焼畑あつみかぶ職人としての顔が、そこにありました。
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素材の味をそのままに、昔ながらの甘酢漬
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山形のおっかさんでは、希少野菜「焼畑あつみかぶ」が持つ程よい甘さと、
辛味を生かし、昔から食べられている甘酢漬に仕上げました。
醸造酢を入れることで濃紫色(ポリフェノールの一種)のかぶは、
美しいピンク色に染まっていきます。
焼畑独特の素材の旨みを生かした、自然色豊かなお漬物です。
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徳川将軍への献上品
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言い伝えによると、焼畑あつみかぶは江戸時代に
藩主や徳川将軍に献上されていたとのこと。
その頃のあつみかぶの代価はかぶ30個に対して、
なんと米四升と言われていたそうです。
いかに珍重されていたかが分かりますね。
「焼畑あつみかぶ」のこと。
少しでも分かっていただけましたでしょうか?(^^)
長い年月と苦労をかけて、今日まで受け継がれてきた伝統。
私たちはこの伝統を絶やすことなく、次の世代へ継承しなければ
ならないと強く感じたところです。
五十嵐さん。今年もお手伝いさせていただきますね(^ー^)ノ
五十嵐さんの手作り道具<焼畑あつみかぶ>
新鮮なかぶをまるごとガブリ!<焼畑あつみかぶ>
かぶ採ったど~!!!<焼畑あつみかぶ>
少しずつ収穫始めています!<焼畑あつみかぶ>
ピンポン玉サイズまで大きくなりました<焼畑あつみかぶ>
7日間でこんなに成長!?<焼畑あつみかぶ>
新鮮なかぶをまるごとガブリ!<焼畑あつみかぶ>
かぶ採ったど~!!!<焼畑あつみかぶ>
少しずつ収穫始めています!<焼畑あつみかぶ>
ピンポン玉サイズまで大きくなりました<焼畑あつみかぶ>
7日間でこんなに成長!?<焼畑あつみかぶ>
Posted by ヨッシー at 22:08│Comments(0)
│焼畑あつみかぶ編