葉っぱ直径22cmまで成長<焼畑あつみかぶ>

ヨッシー

2008年09月03日 18:00



◆葉っぱ直径20cmまで成長
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9月2日(火)

今回は・・・私吉永が、

日本海沿いの山形県温海(あつみ)地区に江戸時代から代々継承されている

伝統農法・焼畑で作られている焼畑あつみかぶの取材に行ってきました

とっても天気がよいのですが・・・とにかく暑~い

午前10時半の時点で、すでに気温は27℃!



車で走ること約30分

右手にはきれいな海が見えてきましたよ~!!





おっ

これはまさか・・・


そう、これぞ「あつみかぶ」

温海(あつみ)地区に入る手前にお~きなあつみかぶが立っています!!

下にはあつみ温泉と書いてありますが、

ここ温海(あつみ)は温泉地としても広く知られているのです。





さらに進むこと車で10分

だんだんと景色が山深くなってきました。

今回、取材で訪れたのは温海(あつみ)地区の一霞(ひとかすみ)という集落。

山に囲まれた緑のとても多い地です。





ん!?ちょっとストーップ!!クマ!?

これ絶対に「クマに注意」の看板ですよね

そういえば、最近クマが出るって話を聞いたなぁ…

遭遇しないように歌いながら山にのぼらないと!!!





車は入れるところまでついたら、ここからは徒歩

車から出ると、「ブ~~~~~ン」という恐ろしい音!!

ナント、アブの集団が案の定、足を刺されてしまいましたイタイー



徒歩で行く山道は道こそできているものの、急で険しい道のりです。

体力には自信のある吉永でした・・・・が・・・・

5分程歩いていると、あれ?息が切れている

さらに、気温も高く、無風と言ってもよいほど風もありませんでした。





こんなに急な山道!!

「よいしょっ!」ってかけ声がないとのぼれない!!

そしてそして、険しい道のりを行くこと15分・・・。





ついたぁー

畑一面が山々に囲まれています。

この畑の斜面にポツポツと見える緑色は、焼畑あつみかぶの葉っぱ。

順調に生長していますね





辺りを見回すと、生産者の五十嵐平さんを発見

古くからの焼畑あつみかぶ生産者さんで、私たちと二人三脚で契約栽培をさせていただいています。

店長 吉永:「五十嵐さん、おはようございまーす」





五十嵐さん:「おー吉永さんおはようよぐひとりで登ってきたの。」

店長 吉永:「いや~もう汗だくですところで、はしご使って何してるんですか?」

五十嵐さん:「今、草取りながら間引き(まびき)してだんだぁ。」



間引きとは、葉っぱの生長段階で苗が密集したところを、一定の間隔で抜く作業のことをいいます。

苗が密集していると日当たりや風通しが悪くなり、根を張るスペースが十分にとれなくなります。

健康な苗を育てるために、とても重要な作業になるのです。





見てください!!この傾斜

畑の斜面は急で高いので、はしごを使わないと作業ができません。

実際畑を見ると写真以上に急斜面になっています!!


店長 吉永:「五十嵐さん気をつけて」

五十嵐さん:「大丈夫だぁ~心配しねぐで」


と余裕の五十嵐さん。75歳とは思えないパワーがみなぎっていますね




五十嵐さんと一緒に葉っぱの大きさを測ってみました!!

種をまいてから25日経過して、大きさは22cmまで育ちました

これから土の栄養と太陽の光、そして五十嵐さんの愛情をたっぷり吸収して

どんどん大きくなっていくことでしょう



これからも吉永が、焼畑あつみかぶの成長を皆さんにお伝えしていきます

次回もお楽しみに~


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